【風俗嬢インタビュー】第4回 あやめ

 

 

あやめ インタビュー


 

夜のお仕事や風俗のお仕事をする上で一番の天敵とも言えるのが「ストレス」や「精神を病む事」かもしれない。
もちろん、みんな裏の顔と源氏名の顔を使い分けているだろうが、そこに差があればあるほどストレスは増加するのではないだろうか。
あやめさんは私が今まで出会った人間の誰より、心底明るいように思った。
こういうインタビュー記事を書く人間が、使っていい言葉なのかはわからないが、「あやめさんって失礼ですが、ガチの陽キャですよね」と言ったほどだ。
こう、影のような暗い部分が全く見えない。一緒にいて心から笑い、とても楽しい時間だった。
ホスピタリティにも色々あるとは思うが、風俗に行く人間は人のぬくもりを求めていて、やっぱり”寂しい”という気持ちがあるのだろう。
そんな時に楽しませてもらえて心から笑顔にしてもらえたら、それは風俗における最高のホスピタリティではないだろうか。
あやめさんが風俗に足を踏み入れたわけ、”天才型”といわれる彼女の努力と接客術、新人講習も担当する彼女が思う高級店の女になるには、彼女流のストレスを作らない働き方など、彼女にしか語れない様々な事を今回のインタビューで余す事なく語ってもらった。

 

 

 

 

キャバで働いてたんですけど、お酒はいるとすぐ枕しちゃってたんですよ

 

 

 

ーーあやめさんが風俗に足を踏み入れたきっかけってなんですか?
私、高校生の頃から1人暮らししていたんですよ。お母さんが外国人で、子供はなるべく早く自立させるってお国柄だったんです。それで、学費とかも自分で払っていて、高校生ながらミスドのバイトで月10万稼いでいたんですよ。でも高校生のバイトの時点で10万とか稼いでたら、就職して正社員になって20万弱の給料って嫌じゃないですか(笑)なので高校を卒業してそのまま夜の世界に行きました。

 

 

 

ーー夜の世界に入るのに、不安とかなかったですか?
不安も偏見も全くなかったです!うち、お母さんが風俗嬢だったんですよ。お父さんが元お客さんで。なので高校生の頃から、なんとなく「私も夜の世界行くのかな~」と思っていました。それで最初はキャバクラで働きました。でもキャバクラ向いてないなと思ったんですよ。すごい楽しかったんですけど、私お酒大好きなんですね。でも酔っぱらったらエッチしたくなって、お客さんとすぐ枕しちゃうんです(笑)それなら風俗行くわってなって、デリヘルで働き始めましたね。でも、今来てくれるお客さんからも、よく「キャバ来たみたい!」って言われます。私、すごい喋るし、お客さんとお酒もよく飲むので。毎日楽しいですよ。

 

 

 

ーー最初はデリヘルだったんですね。さっきのお話的にソープに行ったのかと思っていました。
当時は時給9000円くらいで働いてたんですけど、お客さんとして来たスカウトに「君ならもっと良いところで働けるよ!」って言われて、ソープを教えてもらったんです。私的には「そんな店があるの!?!?」ってビックリしました。私の地元はソープがない地域だったので、ソープという業種があるのをそもそも知らなかったんですよ。それを聞いてすぐ、キャリー2つ持って家を飛び出しソープデビューしました!

 

 

 

ーーソープは最初から今のような高級店に行かれたんですか?
最初は中級店でした。そこでNO,1になったんですが、1日20人とか接客していて(笑)体力的にキツい…ってなった時に、お店の人に相談したら、系列店のプロポーションという高級店に行ってみる?ってなり、高級店デビューしました。それからずっとソープなのですが、これだけ風俗を続けて来られたのはデリで一番最初についたお客さんのおかげだっていうのが大きいと思います。デリ初日の一番最初についたお客さんがすごくいい人だったから、お客さんに対して嫌な印象を持たずスタートできて、嫌な印象を引きずる事なく今までやって来られたんだと思います。その人は2年くらい通ってくれました。

 

 

 

ほのりん!私、その後に女帝でも働いていたことがあって、その頃にもほのかさんと同じだったんですけど、めっちゃ恥ずかしい話があるんですよ!(笑)女帝に入ってすぐの頃、ほのかさんが居るって気づかなくて2輪車するってなった時、私もマットとかの技術系なので、ほのかさんに「マットできますかぁ?」みたいに超ナメた口きいちゃって(笑)顔は似てるなーって思ってたんですけど、いざマットはじめたら「アレ…もしかしてこれは…」みたいな(笑)それで終わった後「○○さん(ほのかさんの以前の源氏名)ですよね!?ほんとにすみません!!!」みたいになりました(笑)めちゃくちゃ恥ずかしいですよ、ほのかさんに「マットできんの?」みたいな事言うなんて(笑)ほのかさんは優しいので笑って許してくれました。

 

 

 

高級店こそ顔が可愛いだけではやっていけないと思います。

 

 

 

ーー高級店ってやっぱり、顔が可愛くてスタイルもめちゃくちゃ良くて~みたいな子ばかりなんですか?
いや、高級店でこそ、顔が可愛いとかだけでやっていくのは難しいと思います。私、マットなどの新人講習を担当してるんですが、どんな子でも2か月も頑張っていれば『高級店の女』になるんですよ。雰囲気や顔つきが変わるんです。高級店って2輪車って制度があってお客様に対して女の子2人で接客するんです。うちの店は特に2輪車が多いんですが、そういうので先輩のお姉さんの接客や技術を見たり、接する機会が多いじゃないですか。それで揉まれて揉まれて…って感じだと思います。私も最初はそうで、お姉さんたちの背中を見て育ちました。

 

 

 

ーーへぇーそれ面白いですね!じゃあ高級店でやっていくのに大切な事ってなんなんでしょう?講習をしていて、この子売れるな!とかそういう傾向ってありますか?
高級店で大切なのって「お客さんへの積極性」だと思います。どれだけお客さんに対して興味を持てるか、知りたいと思えるか、満足してほしいとサービスできるか、じゃないかな。売れる子の特徴だけど、講習をしていて思うのは、ハッキリ喋る子ですね。もちろん、お客さんの前では変えていると思うんですが、ハッキリ意見が言えるとか、疑問に思った事を素直に聞いてくれる子は売れると思います。コレも積極性に繋がると思うんですが、やっぱり向上心とかってそういうところに出ると思います。

 

 

 

ーーマットって素人からしたら難しそうだな~と思うんですが、講習してもらってすぐできるようになるものなんでしょうか?
マットの上手な子にも、天才型と努力型で分かれると思っていて、私自身は、マットや技術面は天才型だと思っているんですよ(笑)マットって結構才能も大きいと思っていて、最初から出来る子とかって私に限らずすぐにできちゃうんです。体の肉感とかもすごく大事なんですが、気持ちいい子は最初から気持ちいいです。もちろんその上で、向上心を持って努力もしなければいけないと思いますけどね。うちのお店では、毎週講習があるんです。それに、昇級テストもあります。なので、常に向上心を持って取り組めるし、頑張った分だけ評価してもらえて良いです。

 

ーーそんなあやめさんでも、お仕事の事で悩んだり病んだりした事もありますか?
私、仕事始めた頃から今まで、お客さんの事や仕事の事で病んだ事ないです!プライベートではありますけど(笑)
でも、かつて働いていたお店で『黒髪』『ショートヘア』『女子大生』みたいなキャラ付けをされて、その頃ちょうどお姉さん達にも揉まれていた頃なのもあってか、ずっと仕事の事を考えていて、当時一緒に住んでいた同居人に「寝言でも接客していたよ」って言われたり、円形脱毛症がいくつもできたりしました!だから、自分ではあまり自覚なかったのですが、ストレスに思っていたんだろうな~、と思っています。だけど、女帝に入った時に社長が「あやめちゃんの好きにしていいよ」と言ってくれて、とても気持ちが楽になりました。それからはずっと自由にさせてもらってます(笑)

 

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