【風俗嬢インタビュー】第9回 ましろ

 

生き急ぐことも悪いことじゃないよ

 


 

 

ーーましろさんに憧れる女の子たちは、どういう接客をしているのか気になっていると思うのですが、教えて頂くことは出来ますか?

私の場合は、かなり接客が雑だと思いますよ。膝をついて、とか丁寧にお話しして、とかいう感じでは全然なくて、お洋服なんかお客様と一緒に、その辺にぽいぽーいって脱ぎ散らかしちゃうんです。元々お仕事が楽しいっていうのもあるんですが、とにかく明るく楽しく”テンション高い彼女が来た”みたいな感じを心掛けていますね。わー会いたかったー!すごいハッピー!みたいな。私は、相当自由にやらせてもらっているんだと思います。楽しくいちゃいちゃお酒も飲んで「わーい!」みたいな(笑)Twitterでズバズバ言っているからか、実際にお会いすると、優しくて意外ってよく言われます。めっちゃ怒られたらどうしようかと思ってたとか。そのギャップも良い作用をしているんですかね。

 

 

ーー嫌なお客様の対応をしなければいけなくて病んでしまう女の子も多いですが、ましろさんはそういう時どうしていますか?

ヤバイ人には、自分もヤバイ人のキャラで挑んだり、痛い触り方をする人がきたら、めちゃくちゃ指導します(笑)
例えば、コイキングキスの人には、自分がそれ以上に口を開けてものすごい表情を作ってお客様に襲いかかるんです。(ここでましろさんは大きく目を開けて身振り手振りで実際にやって下さったのでしばらく笑いっぱなしでした)
「これじゃ全然興奮しないよね」「洋画とかでエッチなキスを観たときにこんなことしてないよね」「こうやると良いんだよ」とリードしながらまたエッチなモードに戻していきます。
チクストも同じですね。すっごく大袈裟に真似をして、相手に見せるとそこでわかってくれるみたいで、それからは気をつけて下さります。
とにかく何に対しても考え込みすぎずに、楽しく乗り越えていけると少しは気が楽になるんじゃないかな。

 

 

ーーインタビュー中、楽しいという言葉を何度も繰り返し使っていらっしゃいますよね。熱しやすいタイプですか?

お仕事に対しても、恋愛でも、ゲームでも、とにかくそこに120%集中して力を使ってしまうんです。熱しやすく冷めやすくてあっという間に燃え尽きてしまう。
そんな私を見て「生き急いでるね」って周りからはよく言われますよ。でも人生楽しい時間なんて短いですよ。歳をとったら体力も無くなるし、やれることも減っちゃうし、もしかしたら明日事故にあって死んでしまうかもしれない。
そう考えると、刹那的に生き急いでいるのって悪いことじゃないのかなって。
前まではひとりでいると考え込んでしまって昔の病んでいた自分に引きずられてしまいそうになっていたけれど、少しずつ考え方を変えてなるべく明るく前だけを向いて今を楽しもうって思えるようになったんです。
例え明日死んだとしても、ああ楽しかったなって思えるように人生を歩もうと思って。

 

 

ーー今後はどんなことをしていきたいかなどのビジョンはありますか?

たぶん昼のお仕事には戻らなくて、何かしら夜のお仕事関係のことをしていくんじゃないかな、というのは漠然とあります。プレイヤーでなくなっても、講習とか運営とか、やりたいことが出来たらですね。あまり先のことを考えるタイプではないので(笑)
この先どうするの?と聞かれることはよくありますが、なるようになるんじゃないかなって思います。今までも自分の力で切り開いて何とかなってきたし、先に対しての不安が全然無いんですね。今が一番楽しいし、それは毎日更新されていくし、きっと明日の方がもっと楽しいって思えるから、このお仕事をしなくなったとしても、また楽しいことを見つけるんだろうなって思います。

 

 

ーー最後に同じ業界で働く女の子たちに何かメッセージをお願いします。

みんな、働き方も働く理由もそれぞれなので、一概には言えないですが、自分で腹をくくって入った業界だから、選んだからには楽しんでやった方がいいんじゃないかなって思います。
お仕事中でも、なるべく楽しいことを見つけるとか。デリなら人の家を見られて面白いとか、ソープだって、マットの技術なんてあんなアクロバティックなこと、普通に生きていたら絶対にやらないじゃないですか。初めましてで裸の付き合いをすること自体がめちゃくちゃすごいことだし、男の人の弱音って普段聞けないけれど、それを見せてくれる場でもあるわけで、それって今後の人間関係にも活かせそうじゃないですか。
そういう、なかなか経験出来ないことをしているわけだし、何でも楽しんでいこうよって思います。

 

 

 

インタビューの間、ましろさんは常に笑顔でこちらの目をまっすぐに見ながら答えてくれた。
そのお話を聴きながら、何事にも全力を注ぎ、燃え尽きてはまた別の何かに向かっていく彼女の膨大な熱量を、例えひとときでも向けられた人は幸せなんだろうな、と考えていた。
一緒にいると笑顔になれる。前向きになれる。エネルギーが湧いてくる。
それはTwitterの中だけのキャラではなく、間違いなく彼女本人の人柄だ。
ましろさんの明るさは、今夜も誰かを救っているのだろう。

 

 

ましろ(@kagayaki_masiro

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